FAQ


Q1-01 「全国自動ドア協会」は、どのような団体ですか

当協会は、建物用自動ドアの健全な普及発展を主な目的として1974年に創立され、自動ドアの製造、販売、施工、アフターサービスを行う企業が正会員として、当協会の趣旨に賛同する関連企業が賛助会員として参加しています。現在の会員構成はメーカー12社(12ブランド)と販売やサービスを担当する企業の合計18社が正会員として所属しています。会員各社のネットワークは国内全域に展開され、国内の建物用自動ドアの約90%(推定)を供給し、自動ドアの安全、品質、性能向上などを主な共通テーマとして自動ドアの普及発展に貢献しています。
当協会の目的や概要はホームページの《協会概要》欄でも紹介しています

 

Q1-02 自動ドアの地域別取付台数を教えてください

当協会ホームページの《統計資料》欄をご参照下さい。

 


Q1-03 ホームページの統計資料に需要層別据付台数が記載されていますが、ビル、ストア、産業用の3分野に占めるスライド式自動ドアの割合を教えてください
正確な比率は把握していませんが、日本国内の建物用自動ドアの90%以上がスライド式と推定されます。この比率は、ビル、ストア、産業用とも、さほど変わらないものと思われます。
 


Q2-01 自動ドアの修理を頼みたいのですが、修理業者を紹介してください
現在お使いのに自動ドアの保証書や取扱説明書に販売・サービス会社名等が記されていると思いますので、それらの書類をご確認ください。もし、その種の書類が見つからない場合は次の方法をお試しください。
今お使いの自動ドアに、どのメーカーの製品かを示すステッカー(ブランド表示ステッカー)が付いていると思います。自動ドアのブランド名が確認できましたら、その製品のメーカー又は取り扱い代理店の連絡先を電話帳やインターネットでお調べください。
また、お使いの自動ドアに付いているステッカーが、当協会ホームページの会員紹介ページにある各社ブランドマークのどれかと一致した場合には、当協会ホームページの会員紹介覧の会員会社へのリンクから、お近くの販売代理店などを探すことができると思います。
 


Q2-02 自動ドアの定期点検は、法律で定められているのでしょうか
現在のところ、一般の自動ドアについては、昇降機や消火設備のように個別品目を指定した法定の点検・整備制度はありませんが、建築基準法第8条にある様に、当協会では自動ドアを安全にお使い頂く為に、定期的な点検整備を推奨しています。
自動ドアの点検整備には、国の職業技能認定制度の検定に合格し、専門的な技能と知識を持った「自動ドア施工技能士」のご活用をおすすめいたします。


《参考》 建築基準法第8条
  建築物の所有者、管理者又は占有者は、その建築物の敷地、構造及び建築設備を常時適法な状態に維持するよう努めなければならない。
 


Q2-03 自動ドアの保守点検とは、どのような内容のことをさすのでしょうか
保守点検とは、自動ドアを末永く安定した状態でご利用していただく為に定期的に行う点検および整備作業です。
自動車の点検・整備と同様の目的で行うものとお考え下さい。
 


Q3-01 「自動ドア施工技能士」の資格を取得したいのですが、会員でなくとも受検できますか
自動ドア施工技能士の資格は、厚生労働省が所管する国家検定合格者に与えられるもので、各県の職業能力開発協会が窓口として対応しています。受検するには、検定職種に関する実務経験などの一定の資格を満たす必要がありますが、受検に必要な要件を満たす方は誰でも受検できます。
詳しくは、各都道府県の職業能力開発協会にお問合せください。
 


Q3-02 「自動ドア施工技能士」の試験日程を教えてください
試験日程は、毎年各都道府県の職業能力開発協会から発表されます。
ご参考までに最近の例を申し上げますと、受検申請受付は9月末から10月、実技試験は12月から翌年2月、学科試験は同2月の実施でした。
 


Q4-01 自動ドアの事故例とその対策について教えてください
1) ドアの面に手をついていて、戸袋に手を引き込まれる例
この例は、電車のドアの引き込まれと似ていますが、人が近づいただけで自動的に開く方式の一般の自動ドアでは例が少なく、自動ドアを通る人がタッチスイッチを押して開ける方式のドアで発生しています。
一般の自動ドアは、人が近づけばドアが開くため、普通は扉の面に触ることはありませんが、手でスイッチを押して開けるドアは、人が近づいても扉が止まっているので、子供がドアに手をついているときにスイッチを押してしまうことによる事故があるようです。
この種の事故は、自動ドア特有のものでなく、手で開閉する手動の引き戸に於いても、同様の事故があるようです。注意表示が読めない幼児が事故に遭いやすいので、大人の側の注意が必要になります。

2) 戸袋側のガラスや壁に手や身体を触れていて、開いて来たドアに当たる例
この例は、ドアのそばに人溜りができる環境で起こりやすく、屋内側の戸袋に相当するガラスや壁に手や身体を触れる状況があると事故に繋がります。
この事故も、自動ドア特有のものではなく、手で開閉する引き戸でも同じですが、ドアを開ける人の注意が届きにくいため、対策としては、戸袋に触れないようにすることで予防することができます。
例えば、子供連れのお客様が多い小規模な郵便局等では、戸袋の手前に植栽等を置くことで効果をあげているという話を聞きますが、このような環境の場所では、戸袋側に防護柵を設置したり、電車のような二重の戸袋構造にしてドアを戸袋の中に引き込むようにすると、戸尻への接触を防止する効果は高くなります。
 


Q5-01 自動ドアとは、どんなドアのことですか
人の力を使わずに自動的に開閉するドアを「自動ドア」と呼んでいます。
普通のドアは人が手で開けたり閉めたりするので「手動ドア」と呼びます。人の手で開けた後に自動的に閉まるドアは「ドアクローザー(戸閉め装置)付き手動ドア」と呼ばれ、自動ドアとは違います。
 


Q5-02 自動ドアが自動的に開閉するのはどんな仕組みですか
自動ドアには、ドアのそばに来た人や物を感知するセンサー(検出装置)、ドアの開閉をコントロールする制御装置、ドアを動かすモーターなどが組み込まれています。ドアの近くに人や物が来るとセンサーがそれを検出して制御装置に信号を送り、制御装置はモーターを動かしてドアを開きます。そしてドアのそばから人がいなくなるとセンサーがそれを制御器に通報し、制御器はモーターを動かしてドアを閉じます。
このように複数の構成要素の連携機能によってドアは自動的に開閉しています。
センサーの代わりにタッチスイッチを付けた自動ドアの場合は、人がタッチスイッチを押したときに(人が来たという)信号が制御器に送られてドアが開きます。
 


Q5-03 時々自動ドアにぶつかる人がいます。センサーの反応が鈍いのはなぜですか
自動ドアのセンサーには色々な種類がありますので一概にはいえませんが、センサーの反応が鈍くなる原因には、センサーの検知面がひどく汚れていたり、センサー内部の劣化や故障などが考えられます。
できるだけ早く自動ドア業者に点検を依頼してください。
 


Q5-04 センサーがドアの手前のわずかなエリアしか感知しないのはなぜですか。また、検知エリアを広くしたい場合はどうすれば良いのですか
自動ドアのセンサーは、色々な設置状況の自動ドアに対応できるように多くの種類があり、検知エリアの狭いものから広いものまで様々です。お客様の自動ドアの周辺状況等が詳しく分からないと判断できませんので、お客様の自動ドアを納入した業者に問い合わせることをお勧めします。
センサーの検知エリア変更は、個々の自動ドアの環境を良く考慮しないと安全性に影響することがありますので、当協会ホームページにある会員会社などにご相談なさることをお勧めします。
 


Q5-05 今は手動式のスライドドアが付いていますが、これを自動ドアに改造できますか
既存のドアの構造や周辺の状況によって改造できる場合とできない場合があります。
当協会ホームページの会員紹介ページの会員各社の中にも、該当業務を行っているところがありますので、可能かどうか現場確認を含めてご相談ください。
 


Q5-06 自動ドアの待機中と開閉時の消費電力を教えてください

ご使用になられる機種によって消費電力は異なりますので、各メーカーへお問合せ下さい。
お問合せ先につきましては、当協会ホームページの会員紹介ページを参考にしてください。

 


Q5-07 1) 自動ドアのセンサーの種類としくみにはどんなものがありますか
@ 光線反射センサー(別称:近赤外線反射式センサー)
一定の範囲に向けてセンサーから目に見えない光(近赤外線)を放射し、その光が人などの体に当たって反射する度合いの変化を検出します。
現在は国内の自動ドア起動センサーの大半を占めています。

A 熱線センサー(別称:遠赤外線検知式センサー)
一定の範囲の中で人などの物体が放射する遠赤外線(物体の温度が高いほど遠赤外線の放射量が多い)の変化を検出します。

B 電波センサー(別称:マイクロウェーブセンサー、レーダーセンサー)
一定の範囲に向けてセンサーから電波(超短波)を放射し、その電波が人などの物体に当たって反射する度合いの変化を検出します。

C 光電管センサー(別称:近赤外線透過式センサー)
投光器と受光器が対になったセンサーで、投光器から受光器に向け目に見えない細い光を放射して、その光が遮られたことを検出します。自動ドアではドアの左右にボタン型の小さい投光器と受光器が設置され、ドアが開いているときに、光を遮る人などがいないかを検出する補助センサーとして利用されています。
 



Q5-07 2) 日本国内で一番多く使われているセンサーの種類とその理由は
光線反射センサーが一番多く使われています。
自動ドア用の光線反射センサーが出現したのは、1980年代の終り頃です。
多く使われるようになった理由は、人、荷物、その他の色々な物体を比較的均等に検知でき、また、静止物体も検知できる機能を持っているからだろうと思われます。
 



Q5-07 3) 自動ドアが全国に普及したのはいつ頃からですか
自動ドアが全国的に普及したのは1964年の東京オリンピックの頃です。
日本で自動ドアが最初に使われたのは列車のドアです。建物の自動ドアは1950年代後半から少しずつ使われだしたとされています。
建物の自動ドアが全国的に普及したのは、1964年の東京オリンピック前の建築ブームがきっかけになって急速に普及しました。現在の日本は、世界で一番自動ドアが多い国と言われています。
 


Q5-07 4) 自動ドアが普及した理由は
「利用者へのサービス、利用者への思いやり」が自動ドアを普及させたと言えます。日本特有の「引き戸文化」がスライド式自動ドアの普及に大きく影響したという説もあります。日本で初期の頃の自動ドアを採用したのは「病院」と「銀行」が多かったと伝えられています。当時の自動ドアは自動車1台と同じくらい高価でしたので一般建物への普及はなかなか進みませんでした。しかし、当時の
大きな建物の玄関ドアは立派で大きく重いものが多く、ご婦人やお年寄りが手で開けるのは大変な為、自動ドアを設置するという行為は、サービス精神であり思いやりからだったと思います。

《自動ドアの主なメリット》
自動ドアを設置することで、温度管理、湿度管理、塵埃の遮断、防音・気密などのさまざまな効果が得られる為、工場・病院その他いろいろな場所で採用されています。

●省エネルギーの効果
  ドアが開き放しにならないことで、冷暖房の効きが良くなって屋内の快適性が向上し、同時に冷暖房の電気代も節約でき、CO2の削減にも効果が期待できます。
●バリアフリーの効果
  高齢者や身体障害者の方々も、ドアを苦労なく開けて通ることができます。
●通行者の利便性の向上
  自動ドアは、ドアの前で立ち止まらず楽に早く通り抜けられます。
 


Q5-08 自動扉の耐用年数又は交換目安の開閉回数を教えてください
一般に、耐久性は作動回数で表されており、使用状況に影響されるため一概に耐用年数では表せません。公共建築工事標準仕様書及びJIS A 1551では耐久性に関する作動回数を50万回以上と規定しています。この作動回数は一定の試験環境での耐久性を規定したものですから、交換目安については使用環境によって大きく変化します。交換計画を立てる場合は、製品の種類や作動回数の他に、経年劣化についての考慮が必要です。詳細については製品取り扱い会社へお問い合わせ下さい。
 


Q5-09 夜間受付が無人のマンション正面玄関自動ドアについて、日中はセンサーで普通に自動開閉し、夜間だけタッチ式または暗証番号式で開くように、切り替えが可能か教えてください
いずれも可能と思われます。暗証番号式(テンキー式)や磁気カード式の他に、新しい認証システムも実用化されています。当協会会員会社など専門業者にお問い合わせください。
 


Q5-10 公共工事標準仕様書の中の自動ドア開閉装置に関する項目に、建具の種類としてSSLD、DSLDという記述がありますが、これの正式名称はなんというのでしょうか
同書において、ドア形式を区分する記号としてSLDとSWDを用いていますが、SLDは引き戸(SLIDING DOOR)、SWDは開き戸(SWING DOOR)を表しています。
また、SLDは、SSLDとDSLDに分けられますが、同書においては各々次の意味を持つ記号として使用されています。

SSLD: 片引き自動ドア(Single-leaved automatic Sliding Door)
  =1枚のドアを片側に引いて開ける自動開閉式の引き戸
DSLD: 引分け自動ドア(Double-leaved automatic Sliding Door)
  =2枚のドアを左右に引いて開ける自動開閉式の引き戸
 


Q6-01 自動ドアの満たすべき関連基準を教えてください

自動ドア関連基準には、日本工業規格「JIS A 1551」(自動ドア開閉装置の試験方法)があります。
また、公共建物を対象とした国土交通省監修の「公共建築工事標準仕様書」等にも自動ドアの仕様等に関する記載があります。後者は民間の建物を対象としていませんが、任意で引用される場合があります。
また、自動回転ドアについては、日本工業規格「JIS A 4721自動回転ドア―安全性」が制定されている他、2004年に経済産業省と国土交通省から「自動回転ドアの事故防止対策に関するガイドライン」が発行されています。

 


Q6-02 自動ドアの安全基準があれば知りたいのですが

現在公的な安全基準はありませんが、当協会は2005年4月に「自動ドア安全ガイドライン」を自主制定し、2006年4月以降の新規施工分の自動ドアに適用しています。これは自動ドアを利用する通行者の安全性向上を図ることを目的として、それぞれの関係主体(注)の行なうべき事柄を示し、当協会会員の製造・供給者にその遵守を求めるとともに、他の関係主体に対する「お願い事項」を記した内容となっています。

(注) 関係主体とは・・・建物の計画、設計、工事の際に自動ドアの種類や仕様の決定権を持つ建築設計者・発注者の他、ドア建具の製造・供給・施工者、建物管理者、自動ドアの点検・整備者等を指す。
 


Q6-03 自動ドアに貼ってある「注意」「駆け込まない」「立ち止まらない」と書いてあるラベルの目的は何ですか
このラベルは、通行者が安全に自動ドアを通行していただくための注意事項をお伝えする「警告表示ラベル」です。各メーカーは目的に沿って「警告表示ラベル」の取り付けを推進し、当協会はこれを推奨しています。「警告表示ラベル」については、お使いの自動ドアの販売施工店にお問い合わせください。
 


Q7-01 自動ドアの見積もりは、どこに問い合わせをすれば良いですか
当協会ホームページに会員紹介ページがありますので、その中の各社のホームページから、お近くの自動ドア販売会社にお問い合わせください。
 


Q7-02 自動ドアに使用されている部品の値段が知りたいのですが
お使いの自動ドアを取り扱っている販売会社にお問い合わせください。
現在お使いの自動ドアの保証書や取扱説明書に販売・サービス会社名等が記されていると思いますので、それらの書類をご確認ください。もし、その種の書類が見つからない場合は次の方法をお試しください。
当協会ホームページの会員紹介ページに会員一覧がありますので、その商品のメーカー又はブランドがお判りでしたら、その企業のホームページから、お近くの営業所をお探しになれるかと思います。
 


Q8-01 自動ドアのカタログが欲しいのですが
当協会では、自動ドア等の製品カタログはありませんので、自動ドア取扱い会社へお問い合わせください。もし自動ドア取扱い会社をご存じない場合は、当協会ホームページの会員紹介ページにも自動ドア取扱い会社の掲載がありますので、ご参考にしてください。
 

 

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