about JADA協会概要
全国自動ドア協会は、昭和49年(1974年)4月に設立され、以降、当協会では、「安全」
「安心」「快適」をキーワードに、自動ドアのバリアフリー化、通行者の安全性向上、省エネルギー化、セキュリティ性向上を図り、社会の発展向上に貢献することを目指しています。
現在、当協会の会員会社による自動ドア据付台数は国内全体の約90%を占めています。
ごあいさつ
超高齢社会を迎え、社会福祉の充実が強く求められる昨今、高齢者・障がい者等の方々が自立して日常生活や社会生活に広く参加できるよう、国や自治体では公共交通施設や建築物等のバリアフリー化がますます進められています。
バリアフリー化とともに、自動ドアをご利用頂いている方々がより安心して通行できるように、2017年3月に自動ドア全般にわたる安全規格「JIS A 4722 歩行者用自動ドアセット-安全性」が制定されました。このJIS規格は、高齢者やお子様、車いす使用者に配慮した安全思想と、設計段階からの安全に対する工夫と配慮により、これまで以上に安心して自動ドアをご利用いただくことを目的としています。また、2022年9月の改正によりバリアフリートイレ用自動ドアがその適用範囲に含められたことにより、更に多岐に亘り安全性が高められたといえます。一方、地球規模での資源の有効利用や環境保全の同時達成に向けて、省エネルギーの推進は全世界の大きな課題となっており、自動ドアは空調効率性向上の観点から、有効性が高く評価されています。
このように、全国自動ドア協会では、通行者の安全性向上、バリアフリー化、省エネルギー化など、社会のニーズに合致した自動ドアを提供し、社会の発展向上に貢献することを目指しています。当協会には、より安全で、品質の優れた自動ドアシステムを作り、質の高い施工とお客様に安心して頂けるメンテナンス等、各段階でのサービスを一貫して提供することが、お客様への責任ある最高のサービスであると考え、日々努力している企業が集まっています。
自動ドアをご利用頂いている通行者の皆様、ご愛顧いただいている施主・建築関係者の皆様には、今後とも引き続き、ご指導・ご鞭撻とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
全国自動ドア協会
会長 内田 正則